SOMPOケア株式会社 Future Care Lab in Japan様より開発支援を受け、当社NEXTSHIPサービスはサービス付き高齢者向け住宅「顔認証 安否確認システム」をリリースしました。

第34回日本老年学会総会のなかで、開発事例としてご紹介いただきました。
2025年6月29日(日) 幕張メッセ / 東京ベイ幕張ホール(千葉市美浜区)
<開発背景>
サービス付き高齢者向け住宅では、入居している高齢者の安否確認がサービスとして以下の法令で義務付けられています。
・「高齢者の居住の安定確保に関する法律施行規則」改正(2015年4月1日施行)
・「国土交通省・高齢労働省関係高齢者の居住の安定確保に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行」(2015年4月1日施行)
具体的な安否確認の方法は、法令に則り、毎日1回以上、職員がその日建物内での食事の提供時に確認をすることや、居室へ訪室して対面での安否確認です。一般的なサービス付き高齢者向け住宅での安否確認の実施は、介護職員が紙のチェックシートやタブレットなどへ確認結果を記入・入力し、管理者がその記録をもとに全員の安否確認が行われているか確認することが多いとされています。しかし、これらの方法は人のみによる確認であるため、確認の抜け漏れ・間違いが生じるリスクがあります。そこで、安否確認の運用にテクノロジーを加えた「人とテクノロジーとのダブルチェック」とすることで、安全かつ確実な安否確認を行うことができるようになると考え、Future Care Lab in Japan様にニーズを摺り合わせしながら当社NEXTSHIPが開発しました。介護職員の負担軽減や、サービス付き高齢者向け住宅に入居している高齢者の方の円滑な安否確認にご利用頂くことができます。
<システム概要>
・顔認証ソフトウェアおよびサーバ+ネットワークカメラ(最大4台接続)
・安否未確認時(指定時間)に管理者へメール通知
・iPad等ブラウザで安否確認状況を管理
<参考導入価格>
月 額:21,000円~(リース期間7年)
保守費用:4,800円/月
機器構成
・顔認証ソフトウェア+サーバ(1式)
・ネットワークカメラ(4台)
・導入工事及び機器取付、初期設定